第二種電気工事士の技能試験では、複線図で迷う受験者が非常に多いと言われています。
しかし複線図は特別な才能が必要なものではありません。
実際には
回路のパターンを理解すれば、ほとんどの問題は同じ考え方で解けます。
目次
複線図が難しく感じる理由
複線図が難しい原因は、主に次の3つです。
- 回路をまとめて考えてしまう
- スイッチ回路が理解できていない
- ケーブル色の意味が曖昧
技能試験では、これらが重なると
どこから書けばいいかわからない
という状態になります。
複線図の基本の考え方
複線図は次の順番で考えると整理できます。
電源
↓
スイッチ
↓
負荷(照明など)この流れを意識すると回路が理解しやすくなります。
コツ① 回路を分解する
複線図は
1つの大きな回路
として見ると混乱します。
そこで
小さな回路
に分けて考えます。
例えば
- コンセント回路
- 照明回路
- スイッチ回路
というように分解します。
コツ② 電源から考える
複線図は必ず
電源
から考えます。
技能試験の図面には必ず
- 電源線
- 電源ケーブル
が示されています。
ここが回路のスタートになります。
コツ③ スイッチ回路を理解する
スイッチ回路は複線図の中で最も重要な部分です。
代表的な回路は次の3つです。
片切スイッチ
最も基本的な回路です。
電源
↓
スイッチ
↓
照明
三路スイッチ
階段や廊下などで使われる回路です。
2つのスイッチで照明を操作します。
四路スイッチ
三路スイッチの間に入る回路です。
複線図では配線の交差が発生します。
コツ④ ケーブル色で整理する
技能試験ではVVFケーブルが使われます。
主な色
| 色 | 用途 |
|---|---|
| 白(W) | 接地側 |
| 黒(B) | 電源 |
| 赤(R) | スイッチ戻り |
複線図では
どの線がどこにつながるかを色で整理します。
コツ⑤ 複線図は施工の設計図
技能試験では
複線図
↓
施工という流れになります。
複線図に
- ケーブル色
- 接続
- 圧着
を書き込んでおくと、施工中に迷うことがなくなります。
複線図が上達する練習方法
複線図は
短時間 × 反復
が最も効果的です。
例
1日5分
↓
候補問題1つこれを繰り返すことで、回路パターンが自然に理解できます。
まとめ
第二種電気工事士の複線図は
電源
↓
スイッチ
↓
負荷
という流れで考えると整理できます。
また
回路を分解
↓
ケーブル色で整理
することで、複線図が理解しやすくなります。
複線図が書けるようになると、技能試験の施工も安定します。
