技能試験の複線図練習で、私は何度も止まりました。

誰もが一度は通る道なのです。

回路がわからないわけではありません。

三路も理解している。
単線図も読める。

それでも複線図を描くときにちょこちょこ止まる。

なぜか。

色で迷うからです。特に色。


技能の複線図は“判断”が多すぎる

技能の複線図を書くとき、

  • 黒?白?
  • スイッチ線はどっち?
  • 渡り線は何色?
  • 1.6mmなのか2.0mmなのか?VVFなのかVVRなのか?

回路理解とは別に、“色の判断”が常に入ってきます。

これで思考が止まります。

回路が難しいのではありません。

判断が多いから止まる。


私は筆記と同じ色で複線図を書いてみたところ・・

そこでやったことはシンプルです。

技能の複線図も、筆記と同じ色ルールで書きました。

  • 電源は黒色
  • 接地線は水色
  • 中性線はスイッチは赤色

試験ですから、現場のリアルな色などは関係ない。

まずは構造理解を優先して、筆記と同じように書いてしまう。

すると、手が止まらなくなりました。

この「筆記と同じ色で」というのは、そう教えてくれたweb講義があったからです。

これが一番わかりやすく、理解しやすく、再現性があった。だから合格できたと思います。

考える時間を最小限にすること。

瞬時に判断できる色で分けることによって、最短時間で複線図を終わらせることができます。


ケーブルの太さもマーカーの色でまとめた

VVFケーブルは

  • 1.6mm
  • 2.0mm

など、太さが違います。

ここでも紙→実際の時にどうしても迷います。

試験中に迷うというのは、時間を消費します。

焦るんです。だから私は

  • 1.6は青
  • 2.0は赤

など、自分ルールで固定しました。

これで、実際のケーブルストリップや組み立て時に

  • 視覚で即判断できる
  • 迷わない
  • 手が止まらない

これでかなりスムーズになります。


技能は「全部正確」にやらなくていい

もうひとつ気づいたことがあります。

技能試験は、

すべてを完璧にやる試験ではありません。

絶対に正確にやるところ

  • ランプレセプタクルの輪づくり(のの字)
  • 被覆剥きの長さ
  • ケーブル露出長さ
  • 圧着刻印

など、採点時に正確性を求められる部分。ここは絶対。


ある程度自由なところ

  • ケーブルの長さ(極端でなければOK)
  • 多少の余長

ここは気にしすぎない。

完璧にやろうとして、全部に神経を使うから崩れます。

練習も嫌になる。とにかく大事なところだけ守る。


自分ですべて理解しなくていい 独学の限界

複線図は独学で自己理解できる人が少ない分野です。

理解力のある人は、そもそもわたしの攻略サイトに来ません(笑)

私は、

  • Web講義
  • YouTubeの過去問解説
  • ホーザンの動画(ティックトック含む)

をうまく使いました。筆記もそうですが、先に答えを見てしまうんです。これでいいという状態をまず知る。

「答えを見る」だけでなく、一緒に書く。


同じ問題を何度も書いてみる。筆記の過去問も同じ。何度も同じ問題を解いてみる。


自分で理解するのもいいです。素晴らしいと思う。

でも、ほとんどの人は社会人でしょうし、仕事や子育てしながらだとほんとうに時間がない。
いやになって手が止まるくらいなら、プロの知識をうまく活用しましょう。わたしはそうしました。

プロ講師の経験、思考を借りる。

Youtubeでもいいです。こんな金額でいいの?っていうくらい素晴らしいweb講義もあります。

スマホがあるのですから、使いましょう。それが一番早い。そして安い(笑)


結論

技能の複線図で止まるのは、回路が難しいからではない。

色と判断が多いから。

だから、

  • 色を固定する
  • 太さも固定する
  • 正確ゾーンと自由ゾーンを分ける

迷いを減らせば、書ける。


この考え方は、
私の「分解・固定・反復メソッド」にまとめています。

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